MZM 100 ST2-1P2P-A Test
- ロック監視
- マグネットロック
- コネクタ M12, 8芯
- 自動ラッチ
- セーフティインターロックの新たな・比類の無い作用
- 40 mm x 179 mm x 40 mm
- 非接触・コード化された電子システム
- 熱可塑性樹脂性ケース
- センサチェーンの最大長さ200m
- 動作状態表示用3個のLED
- センサ技術によりアクチュエータとスイッチは垂直方向± 5 mm、水平方向± 3 mmのズレが可能
- インテリジェント診断機能
- 自己診断機能付の31個のセンサ直列接続
- 特許取得された
注文データ
Note (Delivery capacity) |
Not available! |
Product type description |
MZM 100 ST2-1P2P-A Test |
部品番号(注文番号) |
999999910 |
EAN(欧州部品番号) |
4030661394787 |
eCl@ss番号、バージョン12.0 |
27-27-26-03 |
eCl@ss番号、バージョン11.0 |
27-27-26-03 |
eCl@ss番号、バージョン9.0 |
27-27-26-03 |
ETIM番号、バージョン7.0 |
EC002593 |
ETIM番号、バージョン6.0 |
EC002593 |
一般データ
規格 |
EN ISO 13849-1 EN ISO 14119 EN IEC 60947-5-3 EN IEC 61508 |
一般情報 |
ユニバーサルコード化 |
Coding level according to EN ISO 14119 |
Low |
アクティブ原理 |
誘導型 |
ハウジング 材質 |
樹脂、グラスファイバー強化熱可塑性樹脂、自己消火性 |
応答時間、最大 |
150 ms |
リスク持続時間、最大 |
150 ms |
総重量 |
698 g |
一般データ - 仕様
マグネットロック |
Yes |
ガードロック監視 |
Yes |
短絡検出 |
Yes |
短絡監視 |
Yes |
直列接続 |
Yes |
安全機能 |
Yes |
一体型システム診断、状態 |
Yes |
安全接点数 |
2 |
安全性評価
規格 |
EN ISO 13849-1 EN IEC 61508 |
安全性評価 - インターロック
Performance Level, up to |
e |
カテゴリー |
4 |
PFH値 |
3.54 x 10⁻⁹ /h |
安全インテグリティレベル (SIL), 安全度水準に適合 |
3 |
Mission time |
20 年 |
機械的データ
機械的寿命、最小 |
1,000,000 操作 |
Note (Mechanical life) |
Actuating speed ≤ 0.5 m/s Operations for door weights ≤ 5 kg |
Holding force, typically |
750 N |
Holding force, guaranteed |
500 N |
Type of the fixing screws |
2x M6 |
取り付けネジの締め付けトルク |
8 Nm |
Mechanical data - Switching distances
確実な切替距離「ON」 |
0 mm |
確実な切替距離「OFF」 |
1 mm |
注記 (動作距離) |
All switching distances in accordance EN IEC 60947-5-3 |
機械的データ - 電気機械式
センサーチェーンの長さ、最大 |
200 m |
注意(センサーチェーンの長) |
ケーブル長とケーブル径により、出力電流による電圧降下が変化します。 |
注意 (直列接続) |
無制限のデバイス数,外部ラインヒューズオーバーサーブ、シリアル診断SDの場合、最大31デバイス。 |
端子 コネクター |
M12コネクター, 8芯 |
機械的データ - 寸法
センサー長 |
40 mm |
センサーの幅 |
40 mm |
センサーの高さ |
177.5 mm |
環境条件
保護等級 |
IP65 IP67 |
使用周囲温度 |
-25 ... +55 °C |
保管および輸送温度 |
-25 ... +70 °C |
相対湿度, 最小 |
30 % |
相対湿度, 最大 |
95 % |
Note (Relative humidity) |
non-condensing non-icing |
耐振動 |
10 ~ 150 Hz, 振幅 0.35 mm / 5 g |
耐衝撃 |
30 g / 11 ms |
Protection class |
III |
Permissible installation altitude above sea level, maximum |
2,000 m |
環境条件 - 絶縁値
定格絶縁電圧 |
32 VDC |
定格インパルス耐電圧 |
0.8 kV |
Overvoltage category |
III |
汚染度 |
3 |
電気的データ
動作電圧 |
24 VDC -15 % / +10 % (PELV電源により安定化) |
無負荷供給電流 I0, 典型的 |
100 mA |
マグネットON時の消費電流(平均 |
350 mA |
マグネットON時の消費電流、ピーク |
550 mA / 10 ms |
定格動作電圧 |
24 VDC |
動作電流 |
1,100 mA |
要求定格短絡電流 |
100 A |
外部ワイヤとデバイスのヒューズ定格 |
2 A gG |
準備時間、最大 |
4,000 ms |
開閉頻度、最大 |
1 Hz |
電気的データ - ソレノイド制御
Designation, Magnet control |
IN |
マグネット入力のスイッチングの閾値 |
-3 V … 5 V (Low) 15 V … 30 V (High) |
24Vの時のマグネット制御の消費電流 |
10 mA |
マグネット起動時間 |
100 % |
テストパルス幅、最大 |
5 ms |
テストパルス間隔、最小 |
40 ms |
Classification ZVEI CB24I, Sink |
C0 |
Classification ZVEI CB24I, Source |
C1 C2 C3 |
Electrical data - Safety digital inputs
Designation, Safety inputs |
X1 and X2 |
フェイルセーフ入力のスイッチングの閾値 |
−3 V … 5 V (Low) 15 V … 30 V (High) |
24Vの時の安全入力の消費電流 |
5 mA |
テストパルス幅、最大 |
1 ms |
テストパルス間隔、最小 |
100 ms |
Classification ZVEI CB24I, Sink |
C1 |
Classification ZVEI CB24I, Source |
C1 C2 C3 |
Electrical data - Safety digital outputs
Designation, Safety outputs |
Y1 and Y2 |
定格動作電流(安全出力) |
250 mA |
安全出力 |
short-circuit proof, p-type |
Voltage drop Ud, maximum |
1 V |
Leakage current Ir, maximum |
0.5 mA |
Voltage, Utilisation category DC-13 |
24 VDC |
Current, Utilisation category DC-13 |
0.25 A |
テストパルス間隔、標準 |
1000 ms |
テストパルス幅、最大 |
1 ms |
Classification ZVEI CB24I, Source |
C1 |
Classification ZVEI CB24I, Sink |
C1 |
電気的データ - 診断出力
Designation, Diagnostic outputs |
OUT |
Design of control elements |
short-circuit proof, p-type |
Voltage drop Ud, maximum |
2 V |
Voltage, Utilisation category DC-13 |
24 VDC |
Current, Utilisation category DC-13 |
0.05 A |
状態表示
Note (LED switching conditions display) |
Operating condition: LED green Error / functional defect: LED red Supply voltage UB: LED green |
ピン配列
PIN 1 |
A1 Supply voltage UB |
PIN 2 |
X1 Safety input 1 |
PIN 3 |
A2 GND |
PIN 4 |
Y1 Safety output 1 |
PIN 5 |
OUT Diagnostic output |
PIN 6 |
X2 Safety input 2 |
PIN 7 |
Y2 Safety output 2 |
PIN 8 |
IN Solenoid control |
納入品目
納入時同梱 |
Actuator must be ordered separately. |
アクセサリー
推奨(アクチュエーター) |
MZM 100-B1.1 |
Note
Note (General) |
As long as the actuating unit is applied to the solenoid interlock, the unlocked safety guard can be relocked. In this case, the safety outputs are re-enabled, so that the safety guard must not be opened. |
言語フィルター
データシート
Operating instructions and Declaration of conformity
SISTEMA-VDMA library
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Product picture (catalogue individual photo)
Dimensional drawing basic component
Dimensional drawing miscellaneous
Contact arrangement
Wiring example
Table of Contents
- 1 この文書について
- 1.1 機能
- 1.2 取扱説明書の対象グループ: 認定された有資格者
- 1.3 使用記号の説明
- 1.4 適切な使用
- 1.5 安全上のご注意
- 1.6 誤使用に関する警告
- 1.7 免責事項
- 2 製品内容
- 2.1 型番
- 2.2 特殊仕様
- 2.3 目的
- 2.4 技術データ
- 3 取り付け
- 3.1 通常の取り付け方法
- 3.2 外形図
- 4 電気配線
- 4.1 電気配線上のご注意
- 4.2 シリアル診断 -SD
- 4.3 直列配線の配線例
- 5 動作原理とラッチ力調整
- 5.1 バージョン毎の安全出力の動作
- 5.2 ラッチ力調整の解説
- 6 診断機能
- 6.1 診断用LED
- 6.2 診断出力・電磁ロック付きインターロック
- 6.3 直列診断機能SD付き電磁ロック付きインターロック
- 7 立ち上げと保全
- 7.1 機能テスト
- 7.2 メンテナンス
- 8 取り外し・廃棄
- 8.1 取り外し
- 8.2 廃棄処分
1 この文書について
1.1 機能
本書は、本製品の安全な操作と解体のために、取付け、セットアップ、試運転に必要なすべての情報を提供します。装置に同封されている取扱説明書は、読み易い状態で、完全版を機器の付近に保管してください。
1.2 取扱説明書の対象グループ: 認定された有資格者
この取扱説明書に記述された全ての操作は、使用者によって認められた専門技術者が行ってください。
この取扱説明書を熟読し、コンポーネントの据付及び運転の前に、労働安全及び事故予防のための適用可能な全規定に付いてご確認ください。
組み立て作業員は、コンポーネントの選定、取り付け、内蔵に対して、他の技術仕様を遵守するのと同じように、慎重に整合規格を選択しなければなりません
1.3 使用記号の説明
- 情報、助言、注釈:この表示は役立つ追加情報を示します。
- 注意: 取り扱いを誤った場合に、故障、機能不良が想定される内容を示しています。
警告:取り扱いを誤った場合に、傷害を負う可能性が想定される内容、及び物的損害の発生が想定される内容を示しています。
1.4 適切な使用
シュメアザールが提供する製品は、個人消費者向けではありません。
本製品は、設備や機械の一部として安全関連機能を果たすために開発されたものです。設備や機械全体が適格に動作する事を保証する事は、製造者の責任です。
セーフティスイッチは下記に挙げられたバージョン、又は製造者によって許可されたアプリケーションに対してのみ使用しなければなりません。アプリケーションの範囲に関する詳細は、「製品内容」の項を参照ください。
1.5 安全上のご注意
ユーザーはこの取扱説明書に記載されている、安全上の説明、各国の設置基準、並びに全ての周知の安全規則や事故防止規則を遵守しなければなりません。
- 詳細な技術情報に付いてはシュメアザールカタログ、又はインターネット(products.schmersal.com)上のオンラインカタログをご参照下さい。
仕様などの記載内容について予告なく変更する事があります。あらかじめご了承ください
取付、据付、操作及び保全に関する説明書と同様に安全に関する注意が遵守されていれば、残留リスクはありません。
1.6 誤使用に関する警告
- 本製品に対する不適切な使い方や、無効化により、人への危険や機械設備への損傷を招く事があります。
1.7 免責事項
誤った取り付けやこの取扱説明書を正しく理解していないために起こった損害、故障は、Schmersalの免責事項となります。また、製造者に許可されていない代替・付属品による損害は、製造者の免責事項となります。
安全上の理由から、デバイスに対する独自の変更や不適切な修理、部品の交換や改造は厳として認められず、それが理由で発生した故障や事故に対し、シュメアザールは責任を一切負いません。
2 製品内容
2.1 型番
製品タイプの説明: MZM 100 (1) (2)-(3)(4)(5)-A |
(1) | |
なし | ロック監視 > |
B | アクチュエーター監視 |
(2) | |
ST | コネクターM12, 8芯 |
(3) | |
1P2P | シリアル診断出力及び2 PNP安全出力 |
(4) | |
なし | ラッチなし (「電磁ロック付きインターロック監視」の時のみ) |
R | 電気的ラッチ力、通常 30 N |
(5) | |
M | 永久磁石、通常 15 N |
2.2 特殊仕様
型式記号で挙げられていない特別仕様は一般使用に準じます。
2.3 目的
- セーフティスイッチは、EN ISO 14119に基づきタイプ4のインターロック機器に分類されます。
MZM 100は安全回路でのアプリケーション用に設計されており、可動式分離型ガードの位置監視に使われます。ドア検出センサはガードの閉じた状態を監視します。オプションの可変ラッチ力は、ガードが閉じた時に、アクチュエータを検出する事で作動します。永久磁石によるラッチ力は、非通電の時にもドア閉を維持します(約15 N)。
電磁ロック機能及びインターロック機能付きのセーフティスイッチとして種々のタイプを使用できます。
- リスク分析の結果、監視されたインターロックの使用が必要とされる場合は、 > のシンボル付きで表示されるインターロック監視タイプの製品を使用してください。
アクチュエータ監視機種 (B) は工程保護のためのインターロック機能を持つセーフティスイッチです。
MZM 100の機能の一つである「ソレノイドインターロック監視」の安全機能は、ガードのロック保持力を安全に監視し、ガードが開いているかロックが解除されている間は、磁力が定義された力を下回った時に安全出力を安全にOFFにし、安全なOFF状態を維持する事で構成されます。
MZM 100 Bの「アクチュエータ監視」バージョンの安全機能は、ガードが開いた時に安全に安全出力を遮断する事と、ガードが開いている間は安全出力がOFF状態を維持する事にあります。
- マグネットロックタイプは、電源が故障したりメインスイッチが切れたりするとロックが解除されるため、事故の危険を十分に評価した後の特殊なケースでのみ用いることができます。
直列接続
直列接続ができます。直列接続の場合、リスク時間は変わらず、反応時間は、技術データで指定された追加ユニットごとの入力の反応時間の合計だけ増加します。コンポーネントの数は、技術データに基づく外部ケーブルヒューズ保護と、ケーブル損失によってのみ制限されます。
シリアル診断機能付きの機器(型式末尾-SD)では、シリアル診断接続は評価の目的で直列に接続され、SDゲートウェイに接続されます。31個までのコンポーネントが直列接続出来ます。
- 使用者は、関連規格と要求される安全レベルに基づいてセーフティチェーンを評価し、設計しなければなりません。複数のセーフティセンサーがある場合、装置個々のPFH値は加算されなければなりません。
- セーフティコンポーネントが組み込まれた制御システムの全体的な構想は、関連規格に対して妥当性を確認しなければなりません。
2.4 技術データ
一般データ
規格 |
EN ISO 13849-1 EN ISO 14119 EN IEC 60947-5-3 EN IEC 61508 |
一般情報 |
ユニバーサルコード化 |
Coding level according to EN ISO 14119 |
Low |
アクティブ原理 |
誘導型 |
ハウジング 材質 |
樹脂、グラスファイバー強化熱可塑性樹脂、自己消火性 |
応答時間、最大 |
150 ms |
リスク持続時間、最大 |
150 ms |
総重量 |
698 g |
一般データ - 仕様
マグネットロック |
Yes |
ガードロック監視 |
Yes |
短絡検出 |
Yes |
短絡監視 |
Yes |
直列接続 |
Yes |
安全機能 |
Yes |
一体型システム診断、状態 |
Yes |
安全接点数 |
2 |
安全性評価
規格 |
EN ISO 13849-1 EN IEC 61508 |
安全性評価 - インターロック
Performance Level, up to |
e |
カテゴリー |
4 |
PFH値 |
3.54 x 10⁻⁹ /h |
安全インテグリティレベル (SIL), 安全度水準に適合 |
3 |
Mission time |
20 年 |
機械的データ
機械的寿命、最小 |
1,000,000 操作 |
Note (Mechanical life) |
Actuating speed ≤ 0.5 m/s Operations for door weights ≤ 5 kg |
Holding force, typically |
750 N |
Holding force, guaranteed |
500 N |
Type of the fixing screws |
2x M6 |
取り付けネジの締め付けトルク |
8 Nm |
Mechanical data - Switching distances
確実な切替距離「ON」 |
0 mm |
確実な切替距離「OFF」 |
1 mm |
注記 (動作距離) |
All switching distances in accordance EN IEC 60947-5-3 |
機械的データ - 電気機械式
センサーチェーンの長さ、最大 |
200 m |
注意(センサーチェーンの長) |
ケーブル長とケーブル径により、出力電流による電圧降下が変化します。 |
注意 (直列接続) |
無制限のデバイス数,外部ラインヒューズオーバーサーブ、シリアル診断SDの場合、最大31デバイス。 |
端子 コネクター |
M12コネクター, 8芯 |
機械的データ - 寸法
センサー長 |
40 mm |
センサーの幅 |
40 mm |
センサーの高さ |
177.5 mm |
環境条件
保護等級 |
IP65 IP67 |
使用周囲温度 |
-25 ... +55 °C |
保管および輸送温度 |
-25 ... +70 °C |
相対湿度, 最小 |
30 % |
相対湿度, 最大 |
95 % |
Note (Relative humidity) |
non-condensing non-icing |
耐振動 |
10 ~ 150 Hz, 振幅 0.35 mm / 5 g |
耐衝撃 |
30 g / 11 ms |
Protection class |
III |
Permissible installation altitude above sea level, maximum |
2,000 m |
環境条件 - 絶縁値
定格絶縁電圧 |
32 VDC |
定格インパルス耐電圧 |
0.8 kV |
Overvoltage category |
III |
汚染度 |
3 |
電気的データ
動作電圧 |
24 VDC -15 % / +10 % (PELV電源により安定化) |
無負荷供給電流 I0, 典型的 |
100 mA |
マグネットON時の消費電流(平均 |
350 mA |
マグネットON時の消費電流、ピーク |
550 mA / 10 ms |
定格動作電圧 |
24 VDC |
動作電流 |
1,100 mA |
要求定格短絡電流 |
100 A |
外部ワイヤとデバイスのヒューズ定格 |
2 A gG |
準備時間、最大 |
4,000 ms |
開閉頻度、最大 |
1 Hz |
電気的データ - ソレノイド制御
Designation, Magnet control |
IN |
マグネット入力のスイッチングの閾値 |
-3 V … 5 V (Low) 15 V … 30 V (High) |
24Vの時のマグネット制御の消費電流 |
10 mA |
マグネット起動時間 |
100 % |
テストパルス幅、最大 |
5 ms |
テストパルス間隔、最小 |
40 ms |
Classification ZVEI CB24I, Sink |
C0 |
Classification ZVEI CB24I, Source |
C1 C2 C3 |
Electrical data - Safety digital inputs
Designation, Safety inputs |
X1 and X2 |
フェイルセーフ入力のスイッチングの閾値 |
−3 V … 5 V (Low) 15 V … 30 V (High) |
24Vの時の安全入力の消費電流 |
5 mA |
テストパルス幅、最大 |
1 ms |
テストパルス間隔、最小 |
100 ms |
Classification ZVEI CB24I, Sink |
C1 |
Classification ZVEI CB24I, Source |
C1 C2 C3 |
Electrical data - Safety digital outputs
Designation, Safety outputs |
Y1 and Y2 |
定格動作電流(安全出力) |
250 mA |
安全出力 |
short-circuit proof, p-type |
Voltage drop Ud, maximum |
1 V |
Leakage current Ir, maximum |
0.5 mA |
Voltage, Utilisation category DC-13 |
24 VDC |
Current, Utilisation category DC-13 |
0.25 A |
テストパルス間隔、標準 |
1000 ms |
テストパルス幅、最大 |
1 ms |
Classification ZVEI CB24I, Source |
C1 |
Classification ZVEI CB24I, Sink |
C1 |
電気的データ - 診断出力
Designation, Diagnostic outputs |
OUT |
Design of control elements |
short-circuit proof, p-type |
Voltage drop Ud, maximum |
2 V |
Voltage, Utilisation category DC-13 |
24 VDC |
Current, Utilisation category DC-13 |
0.05 A |
状態表示
Note (LED switching conditions display) |
Operating condition: LED green Error / functional defect: LED red Supply voltage UB: LED green |
ピン配列
PIN 1 |
A1 Supply voltage UB |
PIN 2 |
X1 Safety input 1 |
PIN 3 |
A2 GND |
PIN 4 |
Y1 Safety output 1 |
PIN 5 |
OUT Diagnostic output |
PIN 6 |
X2 Safety input 2 |
PIN 7 |
Y2 Safety output 2 |
PIN 8 |
IN Solenoid control |
UL 規格
- 絶縁電源のみを使用してください。ケーブルとコネクタのアセンブリーがType 12又はそれ以上で認証されていなければ、機器はType 1の環境でのみ使用出来ます。
3 取り付け
3.1 通常の取り付け方法
- EN ISO 12100, EN ISO 14119及びEN ISO 14120の記述を遵守して下さい。
- 電磁ロック付きインターロックはストッパーとして使用しなければなりません。
取り付け方向は自由です。本製品を確実に動作させるために、電磁ロック付きインターロックとアクチュエーターの角度を2°以下にしてください。
電磁ロック付きインターロックとアクチュエータの取り付け用に、ワッシャー(同梱)付きM6ネジ用の穴が2つ用意されています。
取り付けた後、取り付け穴は付属のプラグで密封してください。プラグは開口部を密封する手段として機能し、ネジ接続部の無効化防止に効果があります。
2つの機器の最小間隔: 100 mm
- アクチュエータはガードに確実に取り付け、適切な方法(無効化防止ネジ、接着、ネジヘッドをつぶすなど)により取り外しが出来ないようにしなければなりません。
- 周囲温度が50℃以上では、安全機器は人の意図しない接触から保護出来る様に、取り付けなければなりません。
- セーフティコンポーネントはラッチ力が働く方向に操作してください(イラスト参照)。
軸方向のズレとラッチ力が働く方向

3.2 外形図
全ての寸法表記はmm
電磁ロック付きインターロック

アクチュエータ

凡例
M永久磁石
4 電気配線
4.1 電気配線上のご注意
- 電気配線は専門技術者が非通電の状態で行って下さい。
電源には永続的な過電圧に対する保護が必要です。EN 60204-1に基づく電源ユニットを推奨します。
必要なケーブルのヒューズ保護を設置時に統合する必要があります。
安全出力は制御システムの安全回路に接続出来ます。
接続するセーフティリレーユニットの要求事項:
2チャンネル安全入力で2つのPNPタイプの半導体出力に適します。
- 安全監視ユニットの設定
セーフティセンサーが電子式の安全監視ユニットに接続されている場合、相違時間を100msにする事をお勧めします。安全監視ユニットの安全入力は、約1msのテストインパルスをブランキング出来なければなりません。安全監視ユニットには交差短絡監視機能は必要ないので、必要に応じて交差短絡監視機能を無効にしてください。
- 適切なセーフティリレーユニットの選択に関する情報は、Schmersalのカタログか、インターネット (products.schmersal.com) 上にあるオンラインカタログをご覧ください。
4.2 シリアル診断 -SD
配線設計
電磁ロック付インターロックの接続ケーブルの容量は50 nFを超えない様にしてください。撚線にもよりますが、通常30mの制御ケーブルLIYY 0.25 mm² ~ 1.5 mm² は約 3 ~ 7 nFのキャパシタンスを持っています。
- SD機器に配線する時には、ケーブルによる電圧降下や個々のコンポーネントの電流容量に配慮してください。
- 直列接続のオプション
SDコンポーネントを便利に直列接続するために、追加のアクセサリーとして、SD接続箱PFB-SD-4M12-SD (屋外用) とPDM-SD-4CC-SD (制御盤用) が用意されています。詳しくはインターネット (products.schmersal.com) をご覧ください。
4.3 直列配線の配線例
直列配線が可能です。直列接続の場合、リスク時間は変わらず、反応時間は、技術データで指定された追加ユニットごとの入力の反応時間の合計だけ増加します。コンポーネントの数は、技術データに基づく外部ケーブルヒューズ保護と、ケーブル損失によってのみ制限されます。MZM100 … SDを直列診断付きで31個まで直列接続する事が可能です。
アプリケーション例を提示します。個々のアプリケーションに対して、スイッチ類やそのセットアップが適切かどうか、注意深くチェックしなければなりません。アプリケーション例を提示します。
配線例 1: 診断出力付きMZM 100の直列接続
電源は接続されたセーフティスイッチの最終(リレーユニットを基準として)で両方の安全入力にインプットされます。
最初のセーフティコンポーネントの安全出力は、セーフティリレーユニットに接続されます。

Y1 と Y2 = 安全出力 → 安全リレーユニット
配線例2: シリアル診断機能付きMZM 100の直列接続
シリアル診断機能付きの機器(型式末尾-SD)では、シリアル診断接続は評価の目的で直列に接続され、SDゲートウェイに接続されます。最初のセーフティコンポーネントの安全出力は、セーフティリレーユニットに接続されます。シリアル診断ゲートウェイは、最初のセーフティコンポーネントの診断入力に接続されます。

Y1 と Y2 = 安全出力 → 安全リレーユニット
SD-IN ゲートウェイ フィールドバス
セーフティスイッチの機能 | コネクタのピン配列 | 導体番号または カラーコード シュメアザール製コネクタプラグ | EN 60947-5-2に基づく市販のコネクタのカラーコード | |||
---|---|---|---|---|---|---|
従来の診断機能付き | シリアル診断機能付き | M23, IP67 | M12、IP67/IP69、DIN 47100に準拠 | |||
A1 | Ue | 1 | 1 | WH(白) | BN(茶) | |
X1 | 安全入力 1 | 2 | 2 | BN(茶) | WH(白) | |
A2 | GND | 3 | 3 | GN(緑) | BU(青) | |
Y1 | 安全出力 1 | 4 | 4 | YE(黄) | BK(黒) | |
OUT | 診断出力 | SD 出力 | 5 | 5 | GY(グレー) | GY(グレー) |
X2 | 安全入力 2 | 6 | 6 | PK(ピンク) | PK(ピンク) | |
Y2 | 安全出力 2 | 7 | 7 | BU(青) | VT(紫) | |
IN | ソレノイド制御 | SD入力 | 8 | 8 | RD(赤) | OR(橙) |
機能なし | 9 |
コネクタープラグ ST M23, (8+1)芯 | |
---|---|
![]() | |
付き配線済みケーブルソケット(メス)付き配線済みケーブル IP67, M23, (8+1)ピン - 8 x 0.75 mm² | |
ケーブル長 | 型式 |
5.0 m | 101209959 |
10.0 m | 101209958 |
プラグ付きコネクタ(メス)IP67、M23、(8+1)ピン - 8 x 0.75 mm² | |
施工サポート | 型式 |
はんだ付け端子付き | 101209970 |
圧着端子付き | 101209994 |
コネクター ST2 M12, 8極 | |
---|---|
![]() | |
カップリング付き接続ケーブル(メス) IP67 / IP69、M12、8ピン - 8 x 0.25 mm²、DIN 47100に準拠 | |
ケーブル長 | 型式 |
2.5 m | 103011415 |
5.0 m | 103007358 |
10.0 m | 103007359 |
15.0 m | 103011414 |
5 動作原理とラッチ力調整
5.1 バージョン毎の安全出力の動作
- アクチュエータが検出され
- インターロックがロックし、磁力が500 Nをを超えた時
電磁ロック付きインターロックをロック解除すると、リスクが持続する間は安全出力は無効になります。アクチュエータが電磁ロック付きインターロックにある間は、再度ロックが可能です。その場合、安全出力は再度有効になります。
ラッチ力Fは恒久的に計測、監視され、チェックされます。この様にして電磁ロック付きインターロックの汚損が検出されます。ラッチ力が500 Nをsを下回ると、安全出力Y1 / Y2の起動信号は出なくなります。
アクチュエータ監視バージョン MZM 100 B:
セーフティ出力は以下の条件を満たすと解除されます:
- アクチュエータが検出されると、ラッチ力が有効になります、そして
- ロック力500 N以上が可能になります
閉じた電磁回路の恒久的な監視により、安全出力Y1/Y2は、電磁回路が適正に閉じると有効となり、ラッチ力が起動され、有効になります。金属面が汚損したり破損したりすると、起動信号は送信されません。
MZM 100 Bのロック解除がスイッチオフにつながることはありません。
- ソレノイドインターロックとアクチュエータの強制分離(「インターロック監視」仕様のみ)ソレノイドインターロックのクランプ力 "F "は500Nです。アクチュエータとインターロックが無許可で強制的に分離された場合、セーフティガードは開放され、イネーブルパスは 150ms 以内にスイッチオフされます。黄色と赤色の LED が交互に点滅します。システムを再び動作状態に戻すには、まず安全ガードを閉じ、その後、マグネット制御(Pin 8)を一度オフにしてから再びオンにする必要があります。:現在、黄色と赤のLEDが同時に点滅しています。 そしてLEDが消灯するまでガードが閉じた状態で、10分間の無効化防止時間を待ちます。これで、ソレノイド コントロールをオフにしてからオンに戻すと、システムは再び作動します (ピン 8). (アクチュエータも電磁ロック付きインターロックも損傷しません)
5.2 ラッチ力調整の解説
型式末尾に-REが付くMZM 100のラッチ力は、約30 Nからおよそ10N毎に約100 Nまで、8段階の設定が出来ます。この目的のために、MZM 100 TARGETは適合したMZM 100に直接使用されます。
従来型診断機能付きMZM100のラッチ力調整
- ガードを開き、MZM 100を電源から分離します。電源をOFFするか、コネクターを抜きます。
- MZM 100の識別プレート上のアクティブ側に、調整用ターゲットを置きます。
- MZM 100の電源をONに戻し、調整用ターゲットを取り除く前に、少なくとも10秒間待ちます。コンポーネントは調整用ターゲットを探索します。調整モードがアクティブの場合、安全出力はOFFの状態を維持します。
- 調整用ターゲットを再びコンポーネントから外します。MZM 100の黄色LEDが短く点滅を繰り返し、現在のラッチ力レベルを表示します (例えば4回点滅で、ラッチ力レベルが約60 Nの第4段階)。
- 調整用ターゲットを約10 Nずつラッチ力を徐々に高めるために、ガードが開いている電磁ロック付きインターロック上に、約1秒間置きます。点滅回数はそれに従って増えていきます。
変更されたラッチ力は、直接ガード上でチェック出来ます。必要であれば、ラッチ力は更に1段階増やす事が出来ます。ラッチ力がレベル8に達した場合、ターゲットが再度コンポーネントに置かれると、レベル1が起動します。
- 選択されたラッチ力を維持するために、MZM 100の電源を再度OFFにします。
コンポーネントの電源が遮断されると、調整モードが終了します。電源を再度ONにすると、MZM 100は動作準備完了となります。
ラッチ力表示
ガードが開いた時に、MZM 100 の電源がONすると、黄色LEDが10秒短い点滅でラッチ力を表示します (例えば4回点滅で、ラッチ力レベルが約60 Nの第4段階)。ステージ5では、最後のコードは不完全です。(5回のフラッシュの後、3回のフラッシュが完全または不完全に繰り返されます)
点滅コード | ラッチ力 RE | ラッチ力 REM |
---|---|---|
1回点滅 | 約 30 N | 約 45 N |
2回点滅 | 約 40 N | 約 55 N |
3回点滅 | 約 50 N | 約 65 N |
4回点滅 | 約 60 N | 約 75 N |
5回点滅 | 約 70 N | 約 85 N |
6回点滅 | 約 80 N | 約 95 N |
7回点滅 | 約 90 N | 約 105 N |
8回点滅 | 約 100 N | 約 115 N |
シリアル診断機能付きMZM 100-...-SDのラッチ力調整の解説
ラッチ力は、リクエストバイトのラッチ力ビット1~3により、30~100N(永久磁石使用時45~115N)の範囲で8段階に調整可能。
ラッチ力ビット | ラッチ力 RE | ラッチ力 REM | ||
---|---|---|---|---|
3 | 2 | 1 | ||
0 | 0 | 0 | 約 30 N | 約 45 N |
0 | 0 | 1 | 約 40 N | 約 55 N |
0 | 1 | 0 | 約 50 N | 約 65 N |
0 | 1 | 1 | 約 60 N | 約 75 N |
1 | 0 | 0 | 約 70 N | 約 85 N |
1 | 0 | 1 | 約 80 N | 約 95 N |
1 | 1 | 0 | 約 90 N | 約 105 N |
1 | 1 | 1 | 約 100 N | 約 115 N |
- 実際のラッチ力は、異なる影響 (例えばアクチュエータの角度、金属表面の汚損や損傷など)により、規定の値から外れる事があります。
- ロック状態からガードシステムを初めて開くと、残留磁気によってより高いラッチ力になる場合があります。
6 診断機能
6.1 診断用LED
MZM100は、操作状況やエラーを前面に配置された3色LEDで表示します。
緑 (電源) | 動作電圧ON |
黄 (状態) | 動作状況 |
赤 (故障) | エラー (表参照2: エラーメッセージ / 赤色診断LEDの点滅コード) |
6.2 診断出力・電磁ロック付きインターロック
短絡保護のある診断出力は、表示用又はPLCなどの非安全関連制御部に使用可能です。
診断出力は安全性に関連する出力ではありません。
エラー
セーフティ スイッチギアの機能を保証できなくなるエラー (内部エラー) により、リスク期間内に安全出力が無効になります。エラーを修復した後、関連するガードを一旦開けて再び閉じると、エラーメッセージはリセットされます。
エラー警告
安全開閉装置の安全機能を直ちに危険にさらさない障害(周囲温度が高すぎる、外部電位での安全出力、交差回路など)は、シャットダウンの遅延につながります(表 2 を参照)。診断出力が遮断し、安全チャンネルが有効と言うこの組み合わせは、制御された方法で生産プロセスを停止する事に使用されます。エラー警告は原因が排除された際にリセットされます。障害警告が 30 分間継続すると、安全出力もオフになります (赤色の LED が点滅、表 2 を参照)。
- 安全出力に1つでも故障が検出されると、コンポーネントは電子的にロックし、通常の故障リセットが出来なくなります。この様なインターロックをリセットするには、エラー原因を除去した後、コンポーネントの電源を落とす必要があります。
W及びW2バージョンの診断出力の動作
入力信号ソレノイド制御

ドアロック時の通常シーケンス

ドアをロック出来ないか故障

![]() | ロック | ![]() | ロック解除 | ![]() | ロック時間:通常100 ...150ミリ秒、最大1 s |
![]() | ドアが開いた状態 | ![]() | ガード閉 | ||
![]() | ガードはロックされていないか故障 | ![]() | ガードロック |
W及びW2バージョンの診断出力の評価
IN = 1 = ロック
![]() | ドアロック可 |
![]() | ドアロック |
表1:診断機能診断出力OUTは、安全出力が無効になる前にフォルトを通知し、制御されたシャットダウンを可能にします。
MZM 100の「電磁ロック付きインターロック監視」バージョンの診断機能
システム状況 | ソレノイド制御 | LED | 安全出力 | 診断出力OUT | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
IN | 緑 | 赤 | 黄 | Y1, Y2 | -1P2P | -1P2PW | |
ドアが開いた状態 | 0 V | On | Off | Off | 0 V | 0 V | 0 V |
ガード閉、アクチュエータ挿入 | 0 V | On | Off | 点滅 | 0 V | 24 V | 24 V |
ガード閉及びロック | 24 V | On | Off | On | 24 V | 24 V | 24 V |
電磁ロック付きインターロックロック不可。 ガードが正しく閉じていないか、マグネット汚損 | 24 V | On | Off | 点滅 | 0 V | 24 V | 0 V |
エラー警告1) ガードロック | 24 V | On | 点滅 2) | On | 24 V | 0 V | 0 V |
エラー | 0 V / 24 V | On | 点滅 2) | Off | 0 V | 0 V | 0 V |
電磁ロック付きインターロックとアクチュエータの急激な分離3) | 24 V | On | 点滅 2) | 点滅 2) | 0 V | 0 V | 0 V |
1) 30分後 -> フォルト 2) フラッシュコードを参照 3) システムの動作状態へのリセットに関するセクション5.1の注記を参照。 |
MZM 100 Bの「アクチュエータ監視」バージョンの診断機能
システム状況 | ソレノイド制御 | LED | 安全出力 | 診断出力OUT | ||
---|---|---|---|---|---|---|
IN | 緑 | 赤 | 黄 | Y1, Y2 | -1P2PW2 | |
ドアが開いた状態 | 0 V | On | Off | Off | 0 V | 0 V |
ガード閉、アクチュエータ挿入、 ガードロック可 | 0 V | On | Off | 点滅 | 24 V | 24 V |
ガード閉及びロック | 24 V | On | Off | On | 24 V | 24 V |
電磁ロック付きインターロックロック不可。 ガードが正しく閉じていないか、マグネット汚損 | 24 V | On | Off | Off | 0 V | 0 V |
エラー警告1), アクチュエータ挿入 | 0 V / 24 V | On | 点滅 2) | 点滅/ON | 24 V | 0 V |
エラー | 0 V / 24 V | On | 点滅 2) | Off | 0 V | 0 V |
1) 30分後 -> フォルト 2) フラッシュコードを参照 3) システムの動作状態へのリセットに関するセクション5.1の注記を参照。 |
6.3 直列診断機能SD付き電磁ロック付きインターロック
シリアル診断機能付き電磁ロック付きインターロックには、従来型の診断出力ではなく、シリアル入出力が備わっています。SD機器をシリーズに接続すると、診断チャンネルの入出力と同じ様に、安全チャンネルをシリーズに接続します。診断データは、入出力のシリーズ接続を介して、送信されます。
最大31個のシリアル診断付きセーフティセンサを直列に接続出来ます。シリアル診断ラインの評価には、SDG-Gateway、Universal-Gateway SD-I-U-...またはPROFIBUS-Gateway SD-I-DP-V0-2を使用します。このSDゲートウェイは、現行のフィールドバスでスレーブとして組み込まれています。この様にして、診断信号はPLCで評価出来ます。 SDゲートウェイの接続に関する必要なソフトウェアは、products.schmersal.comからダウンロード出来ます。
応答データと診断データは、シリーズ接続チェーンの個々の安全機器のために、自動的且つ恒久的にPLCの入力バイトに書き込まれます。個々の安全機器の要求データは、PLCの出力バイトを介して、コンポーネントに送信されます。
SDゲートウェイと安全機器間の通信エラーの場合の、電磁ロック付きインターロックのスイッチング状態は維持されます。
エラー
セーフティ スイッチギアの機能を保証できなくなるエラー (内部エラー) により、リスク期間内に安全出力が無効になります。原因が排除され故障が発生すると、安全出力は遮断されます。故障からの復帰が直ちに検出されないので、安全出力部の故障は次のリリース時に初めて削除されます。
エラー警告
安全開閉装置の安全機能を直ちに危険にさらさない障害(周囲温度が高すぎる、外部電位での安全出力、交差回路など)は、シャットダウンの遅延につながります(表 2 を参照)。診断出力が遮断し、安全チャンネルが有効と言うこの組み合わせは、制御された方法で生産プロセスを停止する事に使用されます。エラー警告は原因が排除された際にリセットされます。障害警告が 30 分間継続すると、安全出力もオフになります (赤色の LED が点滅、表 2 を参照)。
診断エラー(警告)
応答バイトにおいてエラー(警告)が発せられた場合、詳細な情報を読み出す事が出来ます。
表 3: I/O データと診断データ
通信方向:
要求バイト: PLC からローカル電子安全スイッチギヤへ
応答バイト: ローカル電子安全スイッチギヤから PLC へ
警告 / エラーバイト: ローカル電子安全スイッチギヤから PLC へ
これらの状態はBit = 1の場合です。 | ||||
---|---|---|---|---|
ビット番号 | 要求バイト | 応答バイト | 診断エラー警告 | 診断エラー |
ビット 0: | ソレノイドイン、 エラーリセット | 安全出力動作 | Y1出力のエラー | Y1出力のエラー |
ビット 1: | ラッチ力ビット | アクチュエータ検出 | Y2出力のエラー | Y2出力のエラー |
ビット 2: | ラッチ力ビット | 電磁ロック付きインターロックロック | 交差短絡 | 交差短絡 |
ビット 3: | ラッチ力ビット | --- | マグネットの温度高過ぎ | マグネットの温度高過ぎ |
ビット 4: | --- | X1 と X2の入力状態 | ロック阻止又は F < 500 N | 誤った、または欠陥のあるアクチュエータ |
ビット 5: | --- | --- | 内部機器エラー | 内部機器エラー |
ビット 6: | --- | エラー警告 | フィールドバス・ゲートウェイとセーフティスイッチ間の通信エラー | アクチュエータと電磁ロック付きインターロックの急激な分離(「電磁ロック付きインターロック監視」の時のみ) |
ビット 7: | エラーリセット | エラー(安全出力OFF) | 動作電圧低過ぎ | 動作電圧低過ぎ |
表4: シリアルステータス信号 安全出力の診断LEDの状態表示例
- 「電磁ロック付きインターロック監視」のMZM 100バージョンの場合
システム状況 | LED | 安全出力 | 応答バイトビット番号: | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
緑 | 赤 | 黄 | Y1, Y2 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 | |
ドアが開いた状態 | On | Off | Off | 0 V | 0 | 0 | 0 | X | 0 | 0 | 0 | 0 |
ガード閉、アクチュエータ挿入 | On | Off | 点滅 | 0 V | 0 | 0 | 0 | X | 0 | 0 | 1 | 0 |
ガード閉及びロック | On | Off | On | 24 V | 0 | 0 | 0 | X | 0 | 1 | 1 | 1 |
電磁ロック付きインターロックロック不可。 ガードが正しく閉じていないか、マグネット汚損。 | On | Off | 点滅 | 0 V | 0 | 0 | 0 | X | 0 | 0 | 1 | 0 |
エラー警告1), ガードロック | On | 点滅 2) | On | 24 V | 0 | 1 | 0 | X | 0 | 1 | 1 | 1 |
エラー | On | 点滅 2) | Off | 0 V | 1 | 0 | 0 | X | 0 | X | X | 0 |
1) 30分後 -> フォルト |
- 「アクチュエータ監視」のMZM 100 Bバージョンの場合
システム状況 | LED | 安全出力 | 応答バイトビット番号: | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
緑 | 赤 | 黄 | Y1, Y2 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 | |
ドアが開いた状態 | On | Off | Off | 0 V | 0 | 0 | 0 | X | 0 | 0 | 0 | 0 |
ガード閉、アクチュエータ挿入、ガードロック可 | On | Off | 点滅 | 24 V | 0 | 0 | 0 | X | 0 | 0 | 1 | 0 |
ガード閉及びロック | On | Off | On | 24 V | 0 | 0 | 0 | X | 0 | 1 | 1 | 1 |
電磁ロック付きインターロックロック不可。 ガードが正しく閉じていないか、マグネット汚損。 | On | Off | 点滅 | 0 V | 0 | 0 | 0 | X | 0 | 0 | 0 | 0 |
エラー警告1), ガードロック | On | 点滅 2) | On | 24 V | 0 | 1 | 0 | X | 0 | X | 1 | 1 |
エラー | On | 点滅 2) | Off | 0 V | 1 | 0 | 0 | X | 0 | X | X | 0 |
1) 30分後 -> フォルト |
7 立ち上げと保全
7.1 機能テスト
セーフティコンポーネントの安全機能は必ずテストする必要があります。
そのため、以下の条件を事前にチェックし、適合していることを確認してください:
- アクチュエータとセーフティスイッチの最大軸ズレをチェック.
- 角度の最大ズレ(「取り付け」参照)をチェックしてください。
- ケーブル引込口の取り付けと接続が正しく行われているかチェック。
- ハウジングに損傷がないか確認
- 汚れを取り除いてください。
7.2 メンテナンス
正しく取り付けられ、適切に使用されていれば、セーフティスイッチはメンテナンスフリーです。通常の目視及び機能テストに加えて、以下のチェックを推奨します。
- 安全機能のチェック。
- セーフティスイッチとアクチュエータの取り付けチェック
- アクチュエータとスイッチ本体の軸方向のズレが許容値の範囲にあるか確認してください
- 角度の最大ズレ(「取り付け」参照)をチェックしてください。
- ケーブル引込口の取り付けと接続が正しく行われているかチェック。
- ハウジングに損傷がないか確認
- ゴミや汚れなどを取り除いてください
- 例えば予備のアクチュエータを使うなどする無効化に対する保護のために、そしてガードの無効化防止のために、適切な方策を講じなければなりません。
- 破損、故障の場合は交換してください。
8 取り外し・廃棄
8.1 取り外し
セーフティスイッチの取り外しは非通電状態で行わなければなりません。
8.2 廃棄処分
- セーフティスイッチは国家規格や法規に従って、適切な措置により廃棄しなければなりません。
シュメアザー株式会社, 〒222-0033 横浜市港北区新横浜3-9-5, 新横浜第3東昇ビル
データと詳細は完全にチェックされました。画像は元の画像と異なる場合があります。技術的なデータはマニュアルで見られます。技術的に変更されたり、エラーの可能性があります。
Generated on 2025/06/12 22:24